4:設定時に躓いた事

メールソフト(thunderbird)の設定ミス 最初はvirtual domain でなく単独のメールサーバーでテストをし、その後virtual domainを導入していました。virtual domain 関連の設定をしたが、如何してもdovecot にログイン出来無い。その時のログは

Jan 08 10:09:00 auth-worker(13946): Info: sql(otake,xxx.xxx.xx.xx,<i1aZM1m4qOig7U0V>): unknown user
Jan 08 10:09:06 auth-worker(13946): Info: sql(otake,1xxx.xxx.xx.xx,<i1aZM1m4qOig7U0V>): unknown user
Jan 08 10:09:12 auth-worker(13946): Info: sql(otake,xxx.xxx.xx.xx,<i1aZM1m4qOig7U0V>): unknown user
Jan 08 10:09:14 imap-login: Info: Disconnected (auth failed, 3 attempts in 14 secs): user=<otake>, method=PLAIN, rip=xxx.xxx.xx.xx, lip=192.168.xx.xx, TLS, session=<i1aZM1m4qOig7U0V>

これはvirtual の設定をした後なので、ユーザー名の後にドメインが無いのがおかしい。dovecot の設定を色々見たが判らない。やっとの事でメールソフト側の問題である事が分かり thunderbirdのサーバー設定のユーザー名(N):にユーザー名@ドメイン名 とし、同じ様に、送信(SMTP)サーバーの設定のユーザー名(M):に同じものを設定設楽ログイン出来た。

メールの保存が本来と違う所に出来てしまう 私の場合、メールの保存場所は /Mail/ドメイン名/ユーザー名(ドメイン無し)だが、送信メールは本来の場所に保存されているが、dovecotでログインすると/Mail/ドメイン名/ユーザー名@ドメイン名が出来てそこを参照している。postfix は正常なので、dovecotの設定が間違えている筈。local.confの mail_location = maildir:/Mail/%d/%u になっていた。最後の%uはユーザー名@ドメイン名を指すのでこれが原因、ココの最後の %u を %n に変更したら正常になった。

dovecotにログイン出来無い これは結論から言うとpostfixadmin とdovecotの暗号化の違いが原因。これはhttps://www.kinryo.net/?p=1997 を参照して下さい

apacheの Alias の設定が出来無い /etc/httpd/conf.d/postfixadmin.conf を設定している時、本来の場所に飛ばない。この設定は
Alias /postfixadmin “/サーバーのルート/postfixadmin/public”としているが、どうしても最後のPublicでは無く、postfixadminに行ってします。これには二日間も原因が解らなかった。仕方無くアパッチの本家にアクセスし(http://httpd.apache.org/docs/2.2/ja/mod/mod_alias.html)このページの処理の順番を見て、もしやと思い、/etc/httpd/conf.d/ を探すと、在った。如何してこんな所に書いたか全くおかしいが、awreport.conf にAlias /postfixadmin “/サーバーのルート/postfixadmin の記入がある。しかもこのファイルはpostfixadmin.confより前にあるので、ここでヒットし、public に飛ばなかった!!!

f-otake について

1947年生れ、東京電機大学二部電気通信工学科卒、最後はスリランカ航空で営業だったのですが2018年に㈱インパック・ジャパンに再就職。趣味:登山、スキー、車いじり、コンピューター
カテゴリー: メールサーバーに挑戦 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください