4:ゲストOSを作る前にLVMで領域を作る

いよいよKVMでゲストOSをインストールするが、その前にゲストOSの保存場所を作って置く。私はイメージファイルにしたくないのでLVMでゲストOS用の領域を作った。このサーバーのディスク構成は
128GBのSSD:ここにホストOS、ゲストOS様の領域を作る
120GBのSSD:これにはゲストOS用のデーター領域を作る。分けた理由は万一OSの再インストールや、将来の物理マシンの変更時にデーターを簡単に持っていく為。ディスクを持っていけばよい。
750GBのハードディスク:ここはファイルサーバーのデーター領域や、バックアップの保存場所、各OSのSWAP領域を作る。SSDにSWAP領域を作りたく無い為。

LVMコマンドは(例)
PVを作る:pvcreate /dev/sda2 (sda2は環境に合わせる)
VGを作る:vgcreate VG名 /dev/sda2 (sda2は環境に合わせる)
LVを作る:lvcreate -L 10G -n LV名 VG名 (10Gは作るサイズ)
LVを広げる:lvextend -L +5G /dev/VG名/LV名 (+5Gは増やすサイズ)
LVを削除:lvremove /dev/VG名/LV名
VGの非アクティブ化:vgchange -an /dev/VG名
VGのアクティブ化:vgchange -ay /dev/VG名
LVの名前変更:lvrename VG名/旧LV名 VG名/新LV名
VGの名前変更:vgrename 旧VG名 新VG名
ボリューム名がダブっていたら(デフォルトの名前を使うとよく起こる)
vgchange -an /dev/VG名 で非アクティブにし、vgrename 旧VG名 新VG名 で変更し、vgchange -ay /dev/VG名 でアクティブにする。

フジマル について

1947年生れ、東京電機大学二部電気通信工学科卒、最後はスリランカ航空で営業だったのですが2018年に㈱インパック・ジャパンに再就職。趣味:登山、スキー、車いじり、コンピューター
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